ゴールド(金地金)

ニクソン大統領時代が再来する?ゴールド1oz=$5,000(約50万円)の可能性も!

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ゴールド1oz=$5,000の可能性


これからはお話しすることは「そんなこともあるかもよ」くらいに心に留めておいてもらえると嬉しいです。この説は実際に実現するかはわかりませんが、アメリカの経済に対して一番弱気な人々が提唱している話です。米ドル高になるのに私がゴールド投資を提案する理由の一つでもあります。

米国経済とゴールドにはマジックのような関係があります。米国大統領がゴールドの価格設定を上昇させると不思議なことに簡単にインフレが起きるのです。1933年、ルーズベルト大統領とニクソン大統領時代の過去2回ほど、この政策が行われました。現在米国政府と中央銀行はリーマンショックから続く超低金利政策による巨額の債務に苦しんでいます。この10年で米国の債務額は10兆ドルから約2倍の20兆ドルへと急上昇し、政府もなんとかインフレにさせて債務を目減りさせようと必死です。

ここでゴールドを1oz=$5,000にするということは、簡潔に言うと強引にドル安に誘導する政策です。ドルの巨額減価(急激なドル安)が生じ、ゴールドの購買力が減ります。すると世の中の物価が上昇し、インフレが生じます。つまり無理やり通貨安にして、物価を上昇させるパワープレイです。経済は一時的には混乱しますがインフレによって国の借金は消え、経済が再生するシナリオです。

ここが大事!

・米国大統領がゴールドの価格を上昇させるとインフレになる

・無理やり通貨安にして物価を上昇させる

・経済は一時的に混乱するがデフレ脱却に強い効果がある

米国政府は過去にも2度実行していた!


振り返ると過去80年間で2度も行っています。

1回目…1933年
大統領 Franklin Roosevelt
$20.67/oz ⇒ $35.00/oz
75%の価格上昇
大恐慌によるデフレ脱却でうまく機能し、1934~1936に経済は力強く成長した

2回目…1970年代
大統領 Nixon
ドルの兌換を停止(←ゴールドの購買力が減る効果)
$35.00/oz ⇒ $800.00/oz
2,200%の価格上昇
1977~1981で米ドルのインフレは50%を越えドルの価値は5年で半分になった

トランプ大統領はもともとドル安思考


政権運営が軌道に乗ってきたあたりからある程度ドル高も容認するようになりましたが、選挙期間中は一貫してドル高を批判し、ドル安こそが米国の経済成長には重要だと説いて回りました。
私は彼の根本的な考え方はやはりドル安なのではないかと考えています。
このゴールド1oz=$5,000によるインフレ策は法案成立の必要もありません。
パリ協定離脱、イラン核合意からの離脱、エルサレム米国大使館移転などを鑑みると
彼ならある日突然実行に移すのでは、と勘繰りたくもなります。←私の性格です(笑)
もしトランプ大統領が本当に1oz=$5,000にしたら…。
1oz=$5,000とまで言わなくても、ゴールドのドル価格を上昇させたら…。

トランプ氏は以前自身について「借金を踏み倒すのがうまいんだ」とも発言していました。
思惑をなぞるような財務長官ムニューチン氏の動きも気になります。
はたして実行されるかはわかりませんが、注視に値する政策だと思います。

財務長官ムニューチン氏の連邦金塊保管庫訪問

実際に昨年財務長官のムニューチン氏がFort Knoxゴールド視察をしていたそうです。Fort Knoxゴールドとはアメリカ合衆国造幣局所有の連邦金塊保管庫のことです。
Fort Knoxゴールドを訪問したのは歴代でも3人しかおらず、彼はその3人目の財務長官になりました。そして財務長官の視察というのは1948年以来行われてこなかったことをみると、非常に稀なケースなのです。

メディアにもこのように大々的に取り上げられています。
これから何かが起きるのではないかと勘ぐってしまします(><)

【Photos and documents from Secretary Mnuchin’s Fort Knox trip released】

【☝上記画像クリックで拡大!】

https://edition.cnn.com/2018/05/18/politics/steve-mnuchin-flights/index.html

米国の債務上限問題もゴールドで解決できる!

コチラはただのおまけ記事なので興味がなければ読み飛ばしていただいて大丈夫です^^

今の米国は双子の赤字でレーガン大統領時代と同じ状況です。これに加えて債務上限問題があります。ちょっと前にお昼のワイドナショーで「せっかくNYに自由の女神が見学できない!」と騒がれていたのは記憶に新しいですね。これは債務上限問題で公営機関にお金が払えず一時的に閉鎖したわかりやすい一例です。

1953年、アイゼンハワー大統領と当時の財務長官も現在と同じ債務上限問題に直面しており、議会が債務上限額を増やさなかったため支払いができませんでした。その時の伝家の宝刀は「ゴールド」でした。
1934年に財務省がFEDにゴールドを発行したとき、当時の財務省は手持ちのゴールドを全て報告計上していませんでした。そのため、隠してあったいわば埋蔵金「約$35.00/ozのゴールド」を差し出し、FEDに差額を要求したのです。こうして、政府は議会が債務上限額を引き上げるまでゴールドをドルの代わりに支払ったのです。

ちなみに今のFEDのゴールド証書の価値は$42.22/oz
現在のゴールド市場価格は約$1280.00/oz

ムニューチン氏が訪れたFort Knoxゴールド金庫にはたくさんのゴールドが今日も静かに眠っています。

参考:Jim Rickards’ “Golden Solution” To America’s Debt Crisis

ABOUT ME
makimaki@japan
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リップラーのマキ☆です! 外為FXで世界金融と大きなお金の流れに規則性があることを学び、ゴールドへ投資、次にデジタルゴールドを求め仮想通貨の順で投機と投資をしてきました。 政府系シンクタンク出身。今は育児に追われながら日本の財政破綻対策をメインに長期投資しています。 保有通貨 $xrp $ixt $bch(←少しだけ)
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